1999-10-01から1ヶ月間の記事一覧

<第11節>対ヴィッセル神戸(神戸)

テレビ中継がなかったことと、その日は大学の用事があったため、ハイライトでしか試合は見ていない。 敗因は、(1)小野への依存が目立ったこと、(2)小野の調子がいまいちであったこと、などがあげられよう。 小野の復活はチームへの好影響であるが、小野が復…

第11節:対ヴィッセル神戸(神戸)

テレビ中継がなかったことと、その日は大学の用事があったため、ハイライトでしか試合は見ていない。 敗因は、(1)小野への依存が目立ったこと、(2)小野の調子がいまいちであったこと、などがあげられよう。 小野の復活はチームへの好影響であるが、小野が復…

<第10節>対ガンバ大阪(万博)

開始11分で盛田の負傷退場でゲームは始まった。盛田と交代で入った福田が先制ゴールを挙げる。このゴールはいかにも福田らしいゴールだった。コーナーキックでの福田のあの位置どりや動きはいまだ衰えを知らない。95年に得点王になったときにもあのゴール前…

3歳路線の展望

今年の特徴は地方所属馬の勢いがすごいことである。特に北海道所属のエンゼルカロのスピードは中央所属馬にひけをとらない。逆に、中央所属馬の出足が鈍い。秋になり続々と良血馬の出走が目立ち始めた。これからが3歳戦本番である。暮れの3歳G1の時期に…

ダート路線の展望

ユニコーンステークスは牝馬のゴールドティアラが制し、4歳ダート路線は混戦になってきた。4歳ダート3冠は難しいものになった。逆に、古馬部門では新星ニホンピロジュピタに注目が集まりそうだ。前走南部杯でG1初制覇を成し遂げ、ダート界の中心になっ…

古馬牝馬路線の展望

古馬牝馬路線で目指すはただ一つ、エリザベス女王杯である。エリザベス女王杯は4歳限定レースであったものを古馬牝馬に開放し、その代わりに秋華賞を4歳秋のGⅠとして設立された。古馬開放後はダンスパートナーやエリモシックなど名牝を輩出してきた。今年…

短距離路線の展望

今秋の短距離路線はフランスでG1初勝利という離れ業をやってのけたアグネスワールドに注目である。昨年のスプリンターズステークスを制したマイネルラヴも圏内である。今秋の短距離戦線はメンバーが拮抗し、混戦模様を呈している。なかなか難しい反面、新…

古馬中長距離路線の展望

この路線が一番盛り上がるようである。この路線は天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念と伝統のあるレースが続き、最高の盛り上がりをみせる。最近はこの路線に4歳馬が出走することが多くなったが、4歳にとって、古馬の壁は大きいようである。天皇賞(…

4歳牝馬路線の展望

4歳牝馬路線が目指すものは秋華賞である。これは昨年設立されたGⅠで、エリザベス女王杯が牝馬古馬路線の最高峰となったためである。このエッセイを書いている週に行われるため、詳しくは「必勝の予感」で確認してほしい。このレースの焦点はやはり春組と上…

4歳クラシック路線の展望

4歳最後のクラシックは菊花賞である。4歳の場合、ある程度の勢力図は春の段階で決まるが、菊花賞の楽しみは夏の上がり馬が出てくるところである。この夏の上がり馬によって春の勢力図というものが大きく変わってくるのである。しかしながら、今年はそうは…

1999秋競馬の展望

トライアルが終了し、いよいよ待ちに待ったGⅠ10連戦の開幕である。 自分としては春よりも秋競馬の方が好きで、毎年楽しみにしている。以下、路線別に少し見ていきたいと思う。

今日の美術鑑賞

art

昨日(10月14日)たまたま大学院が休みになったので、会期末が迫っている2つの美術展に行った。1つはサントリー美術館で開催されている「国宝・信貴山縁起絵巻展(〜10月24日)」であり、もう1つはBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「琳派空間(…

読後感:山崎豊子『沈まぬ太陽』

この著書は日本航空の内実について書かれたものである。この著書の中では国民航空と表記されているが、ここでは日本航空と表記する。 物語は1960年代から始まる。入社8年目の恩地元が労組の委員長として活躍する時期であり、彼は労働者の立場から、労働環境…

読後感:大江健三郎『宙返り』

『宙返り』は、前作の『燃えあがる緑の木』から4年の沈黙を破り、発表された作品である。内容的には前作から引き続きいている、彼に言わせれば「魂のこと」を巡る葛藤を描いている。私自身、前作と『宙返り』しか大江健三郎の著書は読んでいない。しかし、…