1998-08-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の展望:3歳路線

函館3歳S・新潟3歳S・小倉3歳Sと3つの3歳重賞が行われたが3レースとも勝ち馬が違う結果となった。新潟3歳Sに出走した函館3歳S馬リザーブユアハートは距離の壁を感じさせた。この馬は1200mで実力を発揮するようである。この馬よりも新潟3歳…

秋の展望:ダート路線

秋のダート路線は中央競馬ではあまり重要なレースは少なく、2月のフェブラリーステークスへのステップとなるだろう。最近のダート路線は中央競馬と地方競馬の交流が盛んであり、中央所属馬が地方重賞へ出走するケースが増えている。秋のダート路線の主役は…

秋の展望:古馬牝馬路線

古馬牝馬路線で目指すはただ一つ、エリザベス女王杯である。エリザベス女王杯は4歳限定レースであったものを古馬牝馬に開放し、その代わりに秋華賞を4歳秋のG?として設立された。古馬開放後はダンスパートナーやエリモシックなど名牝を輩出してきた。今年…

秋の展望:短距離路線

今年の短距離路線の充実度は目を見張るものがある。シーキングザパールとタイキシャトルの海外G?制覇である。特にタイキシャトルはジャック・ル・マロワ賞を制し、欧州短距離界の一流馬の仲間入りを果たし、今秋はブリーダーズカップへと出走する予定が組ま…

秋の展望:古馬中長距離路線

この路線が一番盛り上がるようである。この路線は天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念と伝統のあるレースが続き、最高の盛り上がりをみせる。最近はこの路線に4歳馬が出走することが多くなったが、4歳にとって、古馬の壁は大きいようである。天皇賞(…

秋の展望:4歳牝馬路線

4歳牝馬路線が目指すものは秋華賞である。これは昨年設立されたG?で、エリザベス女王杯が牝馬古馬路線の最高峰となったためである。いまのところ、トライアルレースが行われていないのでそのつもりで述べるが、注目はファレノプシスである。この馬は3冠馬…

秋の展望:4歳クラシック路線

4歳最後のクラシックは菊花賞である。4歳の場合、ある程度の勢力図は春の段階で決まるが、菊花賞の楽しみは夏の上がり馬が出てくるところである。この夏の上がり馬によって春の勢力図というものが大きく変わってくるのである。近いところではマヤノトップ…

春競馬回想

1998年の春競馬は宝塚記念で幕をおろし、いよいよ夏競馬の到来である。夏競馬といえば、やはり、3歳戦が目玉である。今年の3歳馬で注目なのは父内国産馬であろう。皇帝シンボリルドルフの後継種牡馬であるトウカイテイオー、第60回日本ダービーで3強を形…