第二種冷凍機械責任者試験

この資格を知ったのは会社の上司から言われたからで、どこかイメージがつかめないとこがあった。
簡単にいえば、モノを冷やすにはどうしたらよいか、そのための設備をどう保守するのか、保守する上でどのようなきまりがあるのか、を問う試験である。
モノを冷やす設備には、冷房(空気を冷やす)や冷蔵庫(モノを冷やす)がある。それをどのように冷やすかといえば、冷媒というものを使う。冷媒にはアンモニアやフルオロカーボン(フロン)が代表的だ。冷媒を低圧膨張させると、低い温度で蒸発する。蒸発するとき周りの熱を奪う。熱を奪うと周りの空気の温度が下がる。それで冷房や冷蔵する。蒸発した冷媒は周りの熱を奪ったままだから高温である。それを圧縮して圧力をかけると気体から液体になる。液化した冷媒を水や空気で冷やす。いわば凝縮。凝縮した液化冷媒を蒸発させる。というサイクルを繰り返す。
いまはそのサイクルを小さな箱のなかですべて行ってしまう。それゆえ実際にその内部をみることができる機会は少ない。
今回の試験はほんと机上の理論だけで受けてしまった。具体的なイメージとして捉えることができなかった。だから手ごたえもはかばかしくない。
落ちたとしても、今後に活かせると思うから、それで納得しよう。