ファーストステージを振り返る

先週の土曜日はJリーグの1stステージの最終戦が行われた。セレッソ大阪の初優勝はおあずけとなり、混戦の中で勝負強さを発揮した横浜Fマリノスが優勝した。
 
セレッソは優勝戦線にからむことがほとんどなかったため、優勝決定の試合に敗れたといえるだろう。経験不足。素晴らしい攻撃陣がいるにもかかわらず、それを生かす守備陣が不足していたことも敗因としてあげられるだろう。
 
最近のJ1は得点はとっても失点が多い。完封試合はほとんどなかったような気がする。優勝したマリノスは15試合で得失点差が+11、2位のセレッソは得点がリーグ1位なのに得失点差は+9。
 
確実に勝利を得るためには失点しないことが重要である。しかし、リーグを盛り上げるためには得点も必要である。優勝を狙うチームは失点をいかに少なくするかに課題があるだろう。今回優勝戦線にからめなかった名古屋、鹿島にもいえることだろう。
 
2ndステージは優勝争いだけでなく、降格争いも生じてくる。セレッソの最終戦は長居を初めて満員にした。最終節まで優勝、降格争いがもつれるとJリーグが面白くなることだろう。