第15節:対サガン鳥栖・駒場

1回戦の内容からこんなゲームになるとは思わなかった。
前回の7−0のゲームが選手の頭を支配していたのだろうか。
まったくみるものがなかった前半。
不甲斐ない内容の前半。サイドを崩すも、決定的なチャンスに決められなかった。
前半の1点はペナルティエリア内の反則なのに判定はペナルティエリア外からのFK。
どう見てもPKなのにだれも抗議しない。
審判も悪いが、選手の闘争心に疑問があった。
前半はゴールに嫌われた場面もあったが、戦う気力にも問題があった。
こうした流れをくい止めたのはやはりエース福田。
福田が後半投入されてから流れが変わった。
2点目はサイドからのセンタリングを福田が中央に折り返して阿部がフィニッシュ。
福田のポジション取り、ボールタッチがこの2点目を生んだ。
3点目はPK王福田の真骨頂。あの動き、PKを獲る技術はJリーグでも福田しかできない。
阿倍のハットトリックを決めるために阿部に譲ったが、個人的には福田に決めてほしかった。
前回のPKをはずしたこともあったのであろうか。
この試合はエース福田の存在感を存分に表したといえるだろう。
やはり精神的支柱は福田である。