J1第20節監督コメント

ゲルトエンゲルス監督(浦和):

「非常にいい試合をできたと思う。今日は90分間、プレッシャーをかけてチャンスを作った。やっと最後に勝ち越し点を取ったし、その前で試合を決められる状態でもあった。それなのに、最終的に2−2になったことには困っている。最後の(失点)シーンについては、体を張って、あと30秒守るということもプロフェッショナリズムだと思う。 ただ、今日の試合を見れば、我々の向かっている方向は間違っていないと思うので、このまま続けていきたい。細かいポイントでのいらないミスをなくし、最後まで集中を切らない意識を、もっと持っていかないといけないと思う」

Q:田中達也選手が急遽スタメンから外れた理由は?
「昨日の練習で左足首をねんざした。でも、昨日の練習は最後までやって治療も受けたし、大丈夫だと思っていた。しかし、今日になってから痛みが強くなって、ベストのプレーを出せないということで、外すしかなかった」
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00069468.html

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石崎信弘監督(柏):

フランサ、北嶋(秀朗)が入るまでは、前線でボールの収まるところがなかった。逆転された後、フランサのゴールが決まって引き分けることができたのは評価できる。だが、2失点目のところもそうだが、DFのところで甘さがあるのではないかなと。そういうところをしっかりと改善していかなければいけない」

Q:フランサについて?
「彼が考えているプレーを、周りが感じ切れていないところがある。今日は点を取ったが、彼は周りを使って生きるタイプ。できるだけフランサ(の意図)を感じられるようなトレーニングやコミュニケーションの取り方を、練習のなかでやっていかないといけない。いちばん良いのは、彼に合う相棒を連れて来ることだと思うが、ただレイソルにもレイソルのサッカーというものがある。そこにフランサ自身、フランサの能力をどう組み合わせるかということが、僕の仕事だと思って、色々苦労しながらやっている。
 フランサは、日本人も外国人も含めて、現在Jリーグにいる選手が持っていない特徴がある選手。そういうところを上手く組み合わせてチームを作る楽しみというのを感じている。
 それと、フランサは昨年11月に中足骨(足の甲の骨)を骨折して、7カ月動けない状態だった。できるだけ彼が90分間動けるよう、シーズンの中でもフィジカルコンディションを上げていかないといけない。今日も、あの1発だけでしたけどね(笑)。でも、素晴らしいですよね」
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00069469.html