京都戦後監督コメント

●ゲルトエンゲルス監督(浦和):
「初めの20分から25分くらいまではすごく難しい試合になったと思う。風の影響もあったが、相手はロングフィードを正確に狙ってきて、我々のディフェンスラインにプレッシャーをかけてきた。なかなか相手のハーフも出てこなかった。その後、みんな落ち着いて、25分から30分くらいから相手のハーフも上がって、チャンスに近い場面もあって結構良くなったと思った。
後半は風の向きが逆になって相手の陣地でサッカーが出来るようなって、あの退場の後一人多くなった。普通は、相手は盛んにプレーするようになって穴が見つからなくて結構やりにくいものだが、でもすぐ点を取ったことが非常に大きかったと思う。
2点目も早かったから、2-0になってから試合は決まったと思った。だから今日のキーポイントは(20分から25分までの)難しい時、ディフェンスライン、みんな、恐らく自分のプレーが出来なかっただろうけど、0に押さえた。それで後半は確実に決まった、それが大きい。0-1になると全然違う試合になるかも知れなかったから」

Q:高原選手のゴールについて
「嬉しいです、第一に。でも一番嬉しいのは彼自身だと思う。我々にとってとても大事な2点を取った。良かったと思う」

Q:17歳の山田直輝選手の投入のタイミングは?
「ビハインドか、余裕のある時しか考えていなかった。ぎりぎりの試合ではまだちょっとリスクが大きいと思った。ビハインドの場合はノープレッシャーで思い切り勝負するか、リードしている時にゲームに参加できるか、その二つのオプションしかなかったと思う。まだ若いけど、10分づつでもそういう雰囲気に慣れていくと将来につながると思います」
http://www.jsgoal.jp/news/00064000/00064131.html

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上野展裕コーチ(京都):
「まず初めに、たくさんのサポーターの方が見に来てくださって、本当にありがとうございました。こういう結果になったんですが、例えば柳沢選手が最後までボールを追いかけていたり、最後まで選手はファイティングスピリットを出してくれたと思います。
(田原)豊が退場した時に選手が反応しすぎたんじゃないのか、新潟戦のこともあって、またか、と反応しすぎて、気持ちの落ち込みを、私も含めて持ち上げることが出来たら、こういう結果にならなかったのではないか、もっと最後まで抵抗できたのではないか、また、勝負が最後までもつれたんじゃないかなと思っています。でも選手は、選手全員最後までファイティングスピリッツを持って動き続けてくれたと思います。逆に浦和は、それを逆手にとって、うまくボールをつなげて、我々がボールを取ろうとするチャンスがなかなか見出せなかったと思います」

Q:田原選手退場の後、斉藤選手投入までの意図は?
「3-4-1-1という形で徳重をそのままで、柳沢がワントップという形でやりました。それで何とかやっていきたいと思っていましたので、それで徳重の動きが落ちてきたので、斉藤を入れて、中山博貴を上に上げました」

Q:シジクレイ選手がいない中で、守りのプランはどういうものだったか。
シジクレイがいてもいなくても我々がやろうとしたことは変わりませんし、全員でしっかり守って、全員でしっかりプレスをかけて、全員でしっかりチームプレーを持って闘おうというのは変わりませんでした。セットプレーで彼は高さがありますし、そこで彼がいなかったことは残念でしたが、それをみんなでカバーしあって守ろう、また、全員で攻めようと、やることは変わりませんでした」

Q:連敗となりましたが、これから何が必要だと考えているか
「選手はもう切り替えています。今からクールダウンに行きますし、次の準備に入っています。次の磐田に勝って、またその次にも勝てるように、頑張りたいと思います」
http://www.jsgoal.jp/news/00064000/00064130.html