省エネ

今日は休日だったけれど、昨年実施した省エネプランの報告会があったので、出社した。
昨年は省エネ効果があると思われる方式でデータを測定し、その効果のほどを検証した。
夏季の外気量を削減し、冷房負荷を下げる。
冷却水の温度制御を下げることで、冷凍機への負担を軽くする。
この2点が主なポイント。
結果的には、データで実証され、来季より実施することになろう。
事務所フロアはOA機器が多く、人口密度が高いところもあり、CO2濃度も上昇しやすい環境にはあるが、CO2濃度をぎりぎりまで高められるところまで外気量を絞り込み、冷水の戻り温度を高くならずに済むようになる。
還側の温度が高ければ、冷凍機への負担は大きくなり、冷凍機の電力量も上昇する。
冬季は逆で、外気を導入することで、冷凍機いらずの冷房(外気送風)が可能になる。
運転操作を少し変えるだけで、省エネ効果があるし、省エネは光熱費の削減につながるから、懐にもやさしい。
ただ、多少お金がかかっても(省エネしなくても)テナントが満足すればよい、という思想をもつビルオーナーもいることは事実だ。