各者コメント

ホルガー・オジェック監督>
今日の試合、ジュビロに勝つことができた。前半、特にいいプレーができていた。自分たちでリズムを作って、ゲームを支配し、そしてスピードのあるサッカーができていた。残念ながら相手選手が途中で退場してしまったが、個人的にはああいうことがあると、どうしてもゲームに対して影響が出てくると思っていて、できれば最後まで11人対11人で戦いたかった。精神的な意味でも、1人の退場はゲームに与える影響というのがある。
後半は、守るのではなく、得点を取りにいき、チャンスも何回か作ったが、残念ながら、前半のようにゲームをコントロールをすることができなかった。簡単に相手にボールを渡してしまうことがけっこうあった。4連勝そして4試合連続無失点には満足している。
アジウソン監督>
非常に試合への入り方が悪く、早々と失点をしてしまった。その後も集中力の欠如から、いろいろなパスミスも多かった。そういうところから2失点目を与えてしまった。それに加えて退場者が出てしまい、非常に立ち上がりから苦しい前半になった。
後半に入り、茶野を投入した。後ろが同数になっても、相手の2トップに対し、2枚、2対2になっても、そういったリスクを冒しても前に出ようとした。それによって、ボールのポゼッションもよくなり、ボールも回せて内容もよくなった。相手のカウンターをくらったが、それも計算済みであった。1人少ないからリスクを負ってでもということだから。その後、西を入れて、太田と一緒に相手を崩そうとした。さらに船谷を入れたが、相手のゴールを割ることができなかった。選手全員が最後必死に戦って、諦めないで最後まで闘志をむき出してやってくれた。前半の20分があまりにも痛く、それが今日の試合を決めてしまった。
以上:http://www.urawa-reds.co.jp/tools/cgi-bin/view_sokuhou.cgi?action=view&id=1183
小野伸二選手>
自分が入って試合に負けてしまったということがないようにと強く思っていた。ここ何試合か、得点に絡みながらも入れられない場面が多かったので、どうしても1点欲しかった。ただ、2点も取れるとは思っていなかったので、ちょっとびっくりした。
(1点目は)壁を見て、GKを見て、全体を見て誰が蹴るかを決めようと話し合ったが、心の中では自分が蹴ると決めていたので、蹴らせてもらった。良い感触で蹴れて、良いところに行ったのですごく良かったし、早い時間に1点を取りたいという気持ちがすごくあったし、それでチームも楽になったと思う。
(2点目は)良いところにボールが転がってきて、GKもいなかったし、ボールを置いてくるだけだった。
(前半に足を痛めたようだが)それほどひどくはないと思うので、次の試合に備えてしっかりとケアしてやっていきたい。
(J1リーグ出場100試合目というのは意識した?)全然。ただ、よく考えるとフェイエノールトでも100試合目にFKを決めていたので、意識はしないながらも、何か神がこういうチャンスをくれたのかもしれないし、すごくうれしかった。
堀之内聖選手>
コンパクトなサッカーをやるために、DFラインを下げないようにできるだけ押し上げるということを意識しながらプレーした。
(これで4試合連続無失点だが)やはり0で抑えるのは非常にうれしいし、自信にもつながるので、4連勝で無失点というのは非常にうれしい。
(向こうが前田の1トップ気味で、その周辺で太田が自由に動いてつかまえにくい部分もあったと思うが)そうですね。結構自由に動き回っていたので。そのへんは、試合前にツボ(坪井)と阿部ちゃんと、マンマークでつくというよりは、自分のゾーンに入ってきた選手に対して、多少ラインが崩れても良いからしっかり当たりにいこうと話していた。そのへんは、何度かやられたけど、全体的にはうまくいったと思う。とくに(坪井と阿部の)2人は対人も強いし、1対1になれば負けないという安心感もあるので、積極的に行くように意識していた。
以上:http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00050816.html