E組最終戦

イタリアが暫定首位で最終戦を迎えたが、それでも決勝トーナメント進出がきまっている国はなし。
イタリアが勝てば一位通過。イタリアが負ければチェコが通過。チェコが引き分け以下でガーナが勝つと、イタリアとガーナ。アメリカは勝利が必須条件でチェコが引き分け以下で得失点差で通過がきまる。
そんなどの国にもチャンスがある最終戦となった。
テレビの都合上、イタリアとチェコの試合をみている。
前半はお互いに中盤での攻防がすばらしく、互角をみせる。
時間経過とともに、イタリアが両サイドを効果的につかって攻撃ができるようになり、チャンスを増やしはじめる。
チェコはワントップで2列目からの縦の動きでゴールをうかがうが、攻撃がワンパターンでイタリア守備網を崩せない。
そんな中、イタリアがコーナーキックからゴールを決めて、優位にたつ。
チェコは前半終了間際に退場をだし、一層苦しくなった。
後半は、チェコの数的不利からカウンター中心になり、試合の主導権をにぎれず、イタリアの優勢を崩せない。さらに、イタリアに追加点を許し、試合は事実上決まった。
トッティを中心にサイド攻撃でチェコを圧倒したイタリアの勝利はこの試合においては順当な結果になった。
イタリアは1位で予選リーグを突破し、F組2位と対戦することになった。
前回チェコに勝利したガーナがアメリカに勝ち、ガーナが2位で決勝トーナメント進出を決めた。