オーストラリアグランプリ

Jリーグ開幕と同時にF1も開幕。
全体的な印象としてはレギュレーション変更で様子見をするチームが多かったかな。
今季のレギュレーションの変更点の大きなポイントは、
(1)エンジンは2レース使用する
(2)予選から決勝終了までタイヤ変更禁止
(1)は性能よりも信頼性が問われるし、(2)はタイヤがたれてからのグリップ力が問われる。
そういった意味で、ルノーはエンジンへの信頼性が高かったから最初から攻めることができたかもしれない。
予選で上位にきたTOYOTAはまだまだエンジンの信頼性が足りないのかも。
決勝でずるずる下がったから。
BARは予選・決勝とも不発に終わった。
琢磨の予選失敗は不運だったけれど、バトンが伸びなかったのは残念。
ひょっとすると、予選がよくなかったから、次のマレーシアをにらんでデータとりに重点を置いたとも考えられる。
エンジンの2レース分の耐久性がレースの結果を左右することになりそう。
個人的には毎レースフレッシュなエンジンとタイヤでがんがん攻めるレースが見たいけれど、全体的には競争が活性化するから最後まで結果が見えないのはいいことかもしれない。
マレーシアは2レース目のエンジンとなるから、オーストラリアで温存できたチームが上位にくるかもしれないし、ルノーのエンジン耐久性が問われるところ。