ナビスコ準々決勝(1):対FC東京

駒場で観戦。
どうしても勝ちたかった試合を引き分ける無念さ。
終了間際に追加点を奪われ、やや絶望感漂うなかで千島が同点ゴールを決めた。
試合の評価は分かれるところだろう。
勝ちたかったけど、終了間際に値千金のゴールを奪い、次につながるゲームができた。
それでも、リーグ戦5戦5敗のくやしさを晴らすにはいたらなかった。
ただ、いままでなら、86分の戸田のゴールで終わったはずだ。
従来ならPAエリア付近でのフリーキックもゴールの予感はしなかったのもある。
おそらく、フリーキックからのゴールは今季31点中、エメが決めたゴールだけのはず。
数少ないチャンスを終了間際に決める勝負強さを今季見につけたような気がする。
それでも、先制点を奪われることが多いのは問題だ。
逆転するには多大な労力を要する。
今日の失点もマークのずれからだ。
1点目はサイドを崩されたから、仕方ないとしても、2点目はフリーキックからの失点。
セットプレーにおいてマンツーマンでフリーにさせないことが基本であるにもかかわらず、フリーで打たれたのはいただけない。
攻撃もサイド突破からゴールを奪うことが今季のゴールシーンであったにもかかわらず、サイドを基点とした攻撃ができなかった。
4バック気味のディフェンスラインがその原因なのか。
FC東京にサイドを支配された印象はあまりない。
それだけに中央にかたまりがちな攻撃をサイドにボールをふるボランチの重要性が問われたところだろう。
結果は別として、不満の残るゲーム内容だった。