第10節:対横浜F・マリノス

横浜国際で観戦した。
暑くもなく、寒くもなく、快適な観戦だった。
1F席だったので、雨だとぬれてしまうし、晴れると紫外線で日焼けしてしまう。
曇りだったので、観戦には向いていたと思う。
同行したひとも満足だったようだ。
府中で行われたオークスは気がかりだったけど。
前回の予感どおり、守備的でカウンターを狙う、という戦術であった。
ただ、マリノスは4−4−2の割には、サイドの上がりが不発で、決定的チャンスをあまり生み出すことがなかった。
サイドが不発ということは、サイドに面する暢久と平川がきっちり仕事をしたということだ。
坪井が久保にマンマークで決定的な仕事をさせなかった。
1トップ気味の久保を抑えれば、サイドの突破をケアすればいい。
序盤、佐藤の突破がみられたが、内舘と平川、山瀬と早めのチェックが効いたので左サイドはほぼ機能しなかった。
右サイドは、暢久と啓太で支配し、右サイドのあがりをケアするよりも、暢久と啓太で攻撃の起点となっていた。
中盤での支配はなかなかできなかったが、マリノスの最終ラインが浅いため、中盤でのパスカットからのカウンターがすばやかった。
従来なら、エメと永井の二人や一人であったのが、山瀬など中盤の選手もサポートできるようになった。
山瀬のゴールもエメの突破だけでなく、中盤の選手が前に詰めていたからこそのゴール。
見事なカウンターだった。
 
神戸戦とG大阪戦での大量失点から、GKが山岸から都築にスイッチ。
日本代表に名を連ねたこともあるだけに、フィードの正確性は目立った。
時折、ブランクを感じる場面はあったが、終始危なげなかった。
中断期間前に都築のチェックをかねたかもしれない。
試合勘が戻れば、山岸より上かもしれない。