第9節:対名古屋グランパスエイト

埼玉スタジアムで観戦。
苦しい試合だったが、なんとかものにした。
前半は、名古屋のマンツーマンディフェンスに苦しめられたものの、レッズ守備陣も奮闘。
坪井がウェズレイを完全に封じ込めた。
両サイドの選手の攻防も見ごたえあった。
結局、前半は五分五分の展開。
後半も前半同様にお互いに厳しい展開。
先制点をあげたウェズレイは見事。
ぴったりくっついていた坪井を振り切ってのゴール。
坪井がウェズレイからボールを奪うもののクリアが小さく、坪井のフォローに回っていた井原の動き出しも遅かったが、仕方ない。
先制点を入れられても、最近は不安にならなくなっている。
平岡、山口が交代したことで、いままで封じられていた中盤をレッズが支配するようになる。
特に平岡の交代は大きかった。
平岡の交代で、サイドのプレスが弱まり、レッズが効果的なサイド攻撃をおこなえるようになる。
79分に'FW'福田のゴールでおいつく。
この同点弾でほぼ勝利を確信したものの、ウェズレイと坪井の対決如何では逆転される可能性もあった。
ただ、延長に入ったことでさらなる勝利の確信を得る。
名古屋のスタミナはほぼ残っていなかった。
中盤のキーマンである山口を交代させたことで、勝利はぐっと近づいた。
左サイドからの2度目くずしからVゴール。
啓太のトゥットへのパスは見事。
永井の欠場はあったものの、U?21組の復帰で戦力は維持。
啓太の守備は相変わらず良いが、攻撃面での成長が見られた。
Vゴールをもたらしたパスはすばらしい。
徐々にであるが、ゴールに直結するパスが出せるようになっている。
次は最難関の鹿島戦。
主力を欠くといっても、堅守はあいかわらずだ。
だが、鹿島にないものをレッズはもっている。
そう、スピードだ。
鹿島DF陣はレッズのスピードにおいつくためのスピードを持ち合わせていない。
勝利はほぼ手中にある(言い過ぎかな)。