第８節：対京都パープルサンガ

前節に引き続き、完勝。
最初の失点は悪い形で崩されたので、いやな予感が走ったが、すべては杞憂だった。
それにしても自分の目を疑ってしまうほど、信じられない光景がつづく。
今回のような試合の入り方をすると、ずるずるいってしまうのが以前のレッズ。
その流れをせきとめ、自分たちの流れに変える。
むろん、多くの場合、ゴールによって流れが変わるが、今のレッズはボールをキープすることによって、主導権を握れるようになった。
いまのところ、３トップの連携が強調されるきらいがあるが、それは当たっているようで当たっていない。
福田の存在が大きい。
中盤で攻守のバランスをとることで、ボールが落ちつくべきときはおちつき、速攻の場合は速攻のバランスをとる。
そして、内舘のパフォーマンスが高い。
今回は守備だけでなく、前線に顔を出し、攻撃の起点になる面もみられた。
守備はもはやいわずもがな。
アジア大会で啓太と達也が不在というハンデを感じさせないほどだ。
次節以降、名古屋、鹿島と苦手なチームと対戦する。
ここを乗りきることができれば、真の強さをみにつけることができるだろう。