第４節：対柏レイソル

どこか歯切れの悪いゲーム。
局面局面の攻防のおもしろさはあったものの、ゲーム全体としては停滞。
レッズは持ち味のスピードを生かせず、しかも、柏に合わせてしまった。
前節の激闘による疲労。
磐田に勝利した充実感。
こういった要因があったにせよ、レッズの特徴の一つであるスピード感が感じられなかった。
唯一のゴールは平川からのスピードあふれる攻撃からむすびついた。
常に持ち味を発揮できるとは限らないが、相手に合わせて勝利するほどレッズは熟成されてないことが証明された。
無論、柏のなんとしても負けないという気迫もあっただろう。
引き気味の柏ディフェンスを押し上げさせるミドルシュートもなかった。
ちょっとつまらないゲームだった。