妻仕事終了

今日で妻が仕事を無事終了し、事実上退職となった。
だれもが晴れがましい顔をしているが、一番は娘がほっとしていることだろう。
やはり、生乳が最高である。
冷凍の母乳がそれほどうまいわけではなく、義母の適当な温度調整にもめげずに飲んだ2ヶ月。
このつらい日々から解放されるのである。
やれやれである。
逆に義父母も思っているにちがいない、解放されたと。
義父母の解放は、赤ん坊のわけのわからぬ、安定しない行動に振り回される時間がなくなることである。
さっき解凍母乳を飲ましたのに、またか。
どれだけ解凍して飲ませればいいのか、量がまったく安定しない。
この間よりも少ない、多い。
この温度でいいのか、低いのか、熱いのか。
といったようなことばかり。
まあ、親だから分かるとされても、娘は生まれたばかりで、泣くことしか表現できず、それを酌むには観察するしかない。
この観察し、データをとって、娘の欲求を予測することができぬのが義父母。
おそらく、老化により、考えたりすることが面倒になり、とりあえず腹をすかしていると思い込み、乳をあげる、といったようなことがおきた。
思考の停止による思い込みによる判断がままある。
これは老化によるものであろうから、だれにでもおきることで、これを批判・非難するこはできない。
ただ、観察してみると、泣き方が異なるのである。
腹をすかしたとき、眠いとき、排便したとき。
このくらいは観察して、判断してほしいというのは期待のしすぎかな。
まあ、それも今日で終わる。
いや、終わらないかな。
過剰な期待はよそう。