上着

春先のことなので、外出用に薄手のはおるものをかってあげようと思い、物色。
店員と相談しながら、買って帰ると、妻がこのブランドは我が両親からもらった服のブランドと同じだという。
そんなの知らないで買ってきたから、偶然もほどがある。
血は争えぬ、と結論され、まあ、早速着せてみるとちょうどよく、似合うではないか。
我が両親とかぶったのは親子であるからして、なんら問題はない。
かわいい服を着せてあげたいのは万国共通ではないか。