記念撮影

妻がマタニティ写真をとろうと、写真屋で予約してきたので、撮影に向かった。
おなかの大きくなった妻と夫が妊娠を記念して撮影するという意図。
その写真屋は子ども写真がメインらしく、撮影すれば衣装代は無料とのこと。
われわれと同時に隣では子どもが写真撮影を行っており、ちょうど七五三の季節であり、そのような客が多かった。
子どもの感情はきまぐれで、笑顔をとるための努力たるはすごい。
子どもがすきそうなぬいぐるみを与え、子ども言葉で話しかけ、決定的な一枚をとる。
こちらは大人であるから、無邪気な笑顔はできず、表情が硬いと注意され、作り笑いで撮影される。
撮影はデジタルで、プリントするにも、何枚かとった写真からチョイスしてアルバム形式にする。
これが子どもになると大変。
撮影より時間がかかり、われわれが来る前から悩み、われわれが帰るまで悩み、決まるのはいつだろうと、余計な心配をしてしまった。
まあ、これから親になるわれわれとしては将来をみるようだ。