マンU戦コメント

ホルガー・オジェック監督>
今日スタジアムに足を運んだお客さんにはいいゲームが見れて満足して家に帰って頂けたと思っている。対戦相手のマンチェスター・ユナイテッドは世界のトップに入るチームで、選手たちの名前、あるいはチーム名だけでなく彼らの持っている能力、ポテンシャルというものはすべて最高であって、疲れている中でもいいパフォーマンスを出してきた。それに対して我々浦和レッズも今日は対抗することができ、エクセレントなサッカーができた。とくに前半、ディシプリンのとれた非常に戦術をしっかり守ったサッカーができた。後半、選手交代があったが、ケガあるいは事前に決めていたことで選手交代を行ない、その中でマンUのほうがしっかりと攻めてきて攻勢をかけてきた。ひっくり返されたけど最終的になんとか追いつくことができた。そこまでがんばったうちの選手たちも褒めてあげたい。今日はうちのチームの選手たち、チームの出来にも満足している。
サー・アレックス・ファーガソン監督>
非常にエンターテインメントな試合になった。もちろん後半疲れが出てきたし、浦和レッズも彼らのサッカーをしてきたということで、そういうことが絡み合ってこういう結果になったけれども、ゲーム自体には非常に満足している。いろいろな選手を使うことができたので、いろいろと初めて今シーズン試合の感触を得ることができたのではないかと思っている。今夜わざわざスタジアムに足を運んでくださったファンも彼らの貢献があったからこそいい試合になったと申し上げたいと思う。彼らにとっても納得のいくおもしろい試合になったと思う。おかげさまでケガ人も出なかったし、サブも5人交代させることができたので、初めての試合としては非常にいいものだったと私自身は満足している。ありがとうございました。
以上:http://www.urawa-reds.co.jp/tools/cgi-bin/view_sokuhou.cgi?action=view&id=1186
<内館秀樹選手>
得点のところは、ヤマ(山田暢久)に出そうか、迷ったのですが、雨でピッチがスリッピーだったのもあり打ってみました。芯をとらえて、枠に飛ばせば、キーパーが弾いたりしてチャンスになるだとうと思ったので。打った後は真正面にいっちゃったので、ダメかなと思ったら、『あっ入っちゃった』って感じで、周りからは冷やかされました。
相手がしっかりつないでくると思っていたので、ウチはコンパクトに守ろうとしてFWをハーフラインまで下げて、そこから守備をするようにしたりしました。ハセ(長谷部誠)と二人でボランチをしたのですが、ハセの攻撃の割合を多くできるように意識しました。
マンUの選手たちは皆、早くて上手いという印象ですね。いい経験になりました。前半の途中から腰が痛くなってきていて、最後の方はいいパフォーマンスができなかったかもしれない。
(2年前に0-2で負けたときと比べて今日はどうでしたか?)あのときはルーニーに削られたんですよね・・・(笑)
(明日からオフですが?)オフは温泉にでも行こうかと思っています。
山岸範宏選手>
一失点目は、自分的には、なしですね。ありえないという意味です。自分のミスなので、自分に腹が立ってしょうがないです。2失点目のC・ロナウドの点は、テレビとかでは分かりにくかったかもしれないですがDFの選手にあたって微妙にコースが変わった感じでした。足の振りは早かったですね。左サイドから中に切れ込んできてシュートは彼の得意パターンなんですが、知られていてもそこを決めてくるのは彼のストロングポイントですね。
(後半から途中交代で入る難しさはありましたか?)それはないです。入る準備はできていましたし、与えられた環境のなかでプレーするのが選手の役割ですから。
ルーニーのシュートはしっかり防ぎましたね?)あそこにルーニーがいるのは見えていました。トーキックで打ってきたのでタイミングがとり辛かったのですが、左足が出せて防げた感じです。
(オフは?)家族で温泉にいきます。
長谷部誠選手>
相手の体調が万全ではなかったらこういう2−2という同点の結果になりましたが、参考にはならないと思います。普段出てこないような位置から足が出てきたりと、いい経験にはなりました。細かいパスをつないでいけば自分たちのサッカーができることはわかった。ただ自分自身としてはボールを奪われるケースが多かったのでリーグ戦ではそういう場面はなくしていきたい。
ルーニーはうまいし、はやいですね。本気じゃなかったと思うけど。2年前とやったときと比べるとそんなに変わった感じはないと思うのですが、個人的にボールを失い過ぎたと思っています。
(オフは?)しっかりと休んでリーグ戦に備えたいと思います。レギュラー争いも激しいので頑張ります。
小池純輝選手>
満員に近い埼スタでやるのは初めてだったし、相手がああいう人たちだったので、楽しかったですね。自分のコールがかかったのは嬉しかったですし期待に応えようと思いました。ピッチに出たときは裏に抜けるプレーを心掛けました。でも、もっと仕掛けたらよかったですね。チャンスがあって打とうと思ったのですが、後ろのフリーの選手を使ってしまった。自分にできることは限られているので裏を突ければいいなと思っていました。守備のところも言われていたので意識してやりました。特に緊張はしませんでした。
普段テレビで観ている選手たちとの対戦だったので不思議な感じでしたね。マンUは皆ヤバイですね。特にC・ロナウドはボールを持つとなんかやってくれそうという雰囲気がありました。自分もそういう選手になりたいです。そしてリーグ戦のピッチでプレーしたいと強く思いました。
山田暢久選手>
非常に楽しかった。マンUは、みんな個人技があり 又チームプレーもしっかりしていました。その中で、なかなか崩して攻撃というのは少なかったけど結果的に引き分けて良かった。Jリーグとの違いは フィジカル・組織的なプレーがしっかりしていました。明日からのオフでしっかり休んで8/1の広島戦に向けて良い準備をしたい。
堀之内聖選手>
試合である以上、始めから負けに行く事は絶対にないですし、頑張りましたが相手は早いし上手いし強かった。技術も高いしボール回しも上手かった。内館さんのスーパーシュートが入った瞬間は、「勝てるかな〜?」と思ったし「内館さんがMVPだな〜」なんて思ったんですけど・・・(笑)でも本当に良い経験になりました。
小野伸二選手>
ボールタッチ等素晴らしい物を見せてもらったなという感想です。一人一人の能力は想像を超えてるものがあったし、チームとしても素晴らしい。自分達も1歩でもそこに近づけるようにやっていきたい。ゴールについては、やっぱり流れの中で決めると気持ちが良いですね!
相馬崇人選手>
フィジカル半端ないです!ヨーロッパの中でもプレミアリーグはフィジカルが高いし、マンUはパスワークも凄い。去年のバイエルンとか、スペインのチーム等とはスタイルが違うしとても楽しかったです。相手は、ワンステッツプで逆サイドにボールを振ったり出来る。ただ、日本との違いはフィジカルだけじゃないですか?日本人が、あの体格だったらもっとやれるんじゃないかと感じた。もっとスピード欲しいですね。自分もドリブルを果敢に挑みましたが、C・ロナウドの2分の1のスピードでした(笑)
細貝萌選手>
2年前も90分出してもらったんですが、2年前より良く出来たと思うし、1年前のこの大会の時よりも自分のチームの人達に信頼をしてもらえているんだなと感じる事が出来ました。相手は、少しでも距離があいているとドリブルでまたいで寄ってくる。本当は自分が寄せていかなければいけないのに威圧感が凄いと思いました。スピードも凄いです。昔、チームメイトのエメルソンも衝撃的だったけど、それと同じような感覚を持ちました。
平川忠亮選手>
楽しかったです!試合前、色々試してみたいと思っていたが、ゲームが競って楽しかったので途中からは勝ちたいという気持ちに変わった。C・ロナウドのドリブルやスピードはどんなものか「抜かれるのか?」「止められるのか?」と想像していたが、やっぱ上手いっすね(笑)相手は、C・ロナウドが1対1で勝負を仕掛けられる場面をチームとして作りあげてボールを渡していた。最短距離で少ないタッチで攻撃してくるし、ミスも少なかった。
以上:http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00051492.html