プレシーズンマッチ

J開幕を1週間後にひかえ、ザスパ草津とのプレシーズンマッチが行われた。
残念ながら現地へ赴くことができず、テレビ埼玉の録画中継でみた。
試合内容も放送方法も問題あり。
ザスパ草津は昨年の天皇杯の印象どおり気持ちで負けないサッカーをしてきた。
よく走るし、プレスを前線からかけてきて、レッズのプレーをうまくつぶしていた。
前半は前線からボールを奪い、レッズの攻撃をつくらせなかった。
レッズは草津の積極果敢なプレーに圧倒されたのか、ボールがつながらず、コーナーキックからの攻撃に終始した。
前半の0−0は試合内容からすれば順当な結果だった。
ただ、草津の戦い方が常に全力を出してきているので、後半はばててくると思われた。
リーグ戦44試合を戦うための戦術ではなく、悪い意味で天皇杯を引きずっているような印象すら受けた。
後半開始まもなく坪井がふりきられて草津にゴールを献上。
坪井はフィジカル的には戻っているようでも、相手の追い込み方、対処方法を見る限り、試合勘は完全に戻っていないようだった。
このプレーが象徴的だったように思う。
相手ゴール前でFKをもらい、ボールをセットしたところでCMが入った。
CMが終わり続きを見せるとおもっていたら、永井のゴールシーンになっていた。
三都主のゴールシーンが放映されなかった、カットされたのだ。
後半はカット場面が多く、草津が崩れていく過程がよく分からなかった。
番組の作りとして明らかに失策だった。
レッズに戻れば、前半はボールのつなぎが悪く、前線からのボール奪取ができていなかった。
リーグに入っても、同様の場面があるとおもうので、失点せず、相手の攻撃をのらりくらりかわし、チャンスをうかがいつつ試合運びをする策も必要かな。
永井の1トップで始まったわけだが、岡野が投入され、2トップになってからの方が攻撃にスムーズさがでた。
エメや達也の状態にもよるが、永井・岡野の2トップで開幕戦もありかな。
今日は、坪井・アルパイが最終ラインで、ネネがボランチだったのかな。
後半からアルパイと内舘が交代し、ネネが左、坪井が右にチェンジして、内舘がボランチ
ケガ人の状態も戻ってきているので、開幕のスタメンを予想するのは難しい。
まあ、基本は今日のメンバーになるのだろうけど。
残り1週間が待ち遠しい。