天皇杯5回戦

湘南ベルマーレ岡山県桃太郎スタジアムで対戦。
BS−1で録画放送されたものをみた。
チャンピオンシップからわずかな休息での戦い。
この録画中継を見るまえに生放送だった横浜Fマリノスザスパ草津のゲームを見た。
サッカーというスポーツは不思議なもので、レベルの差があれ、気持ちのもちようによってはゲームが拮抗する。
よくラグビーでは「心を折る」といわれる。
簡単にいえば、戦闘意欲を減退させる、ことだ。
この2試合を見てつくづくと感じた。
展開にもよるが、先制点の重要性をこの2試合をみくらべて痛感した。
ザスパは前半半ばに先制し、一気に波にのったようだった。
逆にレッズは開始11分にレベルの違いをみせる達也のゴールで主導権を得た。
レッズのコンディションは悪かったが、横綱相撲というか、相手の出足をかわすことで主導権を握ることができた。
守備に関しても出足も鋭く、ほとんど決定機を作らせなかった。
トップ下のポジションに長谷部が入り、酒井と啓太がボランチ
エメが2試合出場停止ということで、達也と永井の2トップ。
右に山田、左に平川のサイドハーフ
最終ラインは内舘、堀之内、ネネ。
レギュラーが欠けても、バックアップする選手たちのレベルも上がってきたことが証明されたゲーム。
チャンピオンシップのクールダウンのような内容。
坪井慶介がトップチームに復帰し、15分くらいプレー。
相手も相手だったから、それほど見せ場はなかったけれど、実際にトップチームの中でプレーできて雰囲気はつかめただろう。
天皇杯は今回のような使われ方でしばらく様子をみる感じになるのではないか。
準々決勝は因縁のFC東京。
今季最後のホームゲーム。
是非粉砕して元日につなげてほしい。